基本的な職務経歴書の書き方

こんにちは。YAMAGATA INTECHのNAです。
台風19号が日本各地に大きな爪痕を残して行きました。被災者の方には心よりお見舞い申し上げます。皆さんがお住まいのエリアはいかがでしたか?ご家族・ご友人含め、大きな被害が無い事をお祈りしております。

さて、今回は職務経歴書について書かせていただきたいと思います。
最近、履歴書・職務経歴書を見たときに、就職活動でアピールが不足している書類を多く見かけます。
「売り手市場(求職者有利)」と言われる現在の就職・転職マーケットでも、魅力のある求人にはたくさんのライバルが応募しています。
そのライバルたちは、希望の企業に採用される為に、応募企業を研究したり、応募企業毎に応募書類を作成するなどして準備をしています。

どの企業にも同じ職務経歴書を送っている方は、驚くかもしれませんが、本気で就活する人は、1社1社志望動機もしっかり応募企業に合わせて作成している人がいる事を踏まえて、
自身の応募書類を棚卸してみましょう。

【就業企業の情報】
・在籍期間、企業名と担当した業務しか書いていない方が多いですが、
事業内容、資本金、社員数も記載しましょう。
・担当業務を詳しく、特に応募企業と関連のある内容は具体的に書きます。
・営業系の業務であれば具体的な実績を数字で、数値化できない業務の方は、
作成・制定したもの、業務の効率化や業績に貢献した実績等、とにかく、その企業であなたが貢献できた事を書きましょう。その業務で自分が得たものを書く事もお勧めです。

【自己PR】
自分の長所、他の人よりも優れている部分、どんな業務にアドバンテージがあるか、
自分を採用したら会社にどのような貢献ができるか、募集職位も踏まえてアピールしましょう。

【志望動機】
数多くある求人案件の中で、なぜこの企業のこの職位に応募したのか、情熱をもって
記入しましょう。そして、「是非、面接の機会(orチャンス)をいただけますようお願いいたします。」という文章も入れてみましょう。

【レイアウト】
・履歴書と職歴書を1つのファイルにしている方がいますが、日本での就職活動の際は、
履歴書と職歴書はわけた方がベストです。
・履歴書は、作成日を右上に、職務経歴書は、作成日と氏名を右上に記載しましょう。
・職歴は新しいものから書くか、古いものから書くか?
これは企業にもよりますが、時系列にしっかり記入していればどちらでも構いません。
但し、外資系企業やベンチャー系企業は最新の職歴から記入する事を好むところが多いようです。

【統一感】
・文字や英数字は、全角か半角か統一するとよいです。
但し、1月10日などの場合、1月12日のように「1」を全角にしてサイズを合わせたりする事もあります。
・「である。」「です。」「・・・だ。」「・・・ます。」などの語尾の統一をする。

最初は「・・・です。」「・・・ます。」調だったのが、途中や後半から「・・・だ。」「・・・である。」と変わってしまう人もいます。確認してみましょう。

・書体を統一しましょう。コピー&ペーストをしたりしているのか、いろいろなフォントが混ざってしまっている人がいます。細かい事なので、気づかない人が多いですが、あまりにもひどいと、「細かい事に気づかない人」と判断されてしまうかもしれません。

最後に、職務経歴書の最後の部分には、「以上」と記入して終了です。

就職・転職活動で、一番最初に企業が見るのは履歴書・職務経歴書です。是非、一度自身のレジュメを見直してみてください。

また、ビジネスシーンでの間違った日本語の使い方も、一度目を通していただく事を
お勧めします。参考:ビジネス場面での間違った日本語

皆さんが、ご縁のある企業と出会える事を心よりお祈り申しあげます。